知っ得！住宅用語

マンション等の大型集合住宅の綜合入口の事。各住戸のポストや掲示板等が設置してある。
最近では高級感を出す為に、照明や床・壁材で工夫されている。

マンション等の集合住宅で、下の階の屋根上を上の階の住人が使用できる、バルコニーの事。
ルーフバルコニーの“ルーフ”は“屋根”という意味。
下階の屋根上を使用するので、通常のバルコニーよりも面積が広く、様々な目的で使用する事が可能。

主に共同玄関などを自動的にロックするシステム。入居者はルームキーを使用したり、暗証番号を入力してロックを解除する。
来訪者は、入居者がインターホンからロックを解除しないと、中に入れないので、セールスマンや不審者の侵入を防ぐことができる。

カード型のカギの事。通常のカギに比べ、合鍵を作ることが困難な事から防犯性に優れていると言える。

入居者が不在の場合に、宅配便などを保管しておく専用ボックスの事。入居者以外は荷物を取り出せない為、安心で便利な設備。

腰高窓の外側に設置されている、鉢植えやプランター等を置く為のコーナー（棚）の事。

衛星放送（BS放送／CS放送）を受信するパラボラアンテナが装備されている物件の事。入居者は個別でアンテナを付けなくても、TVがBS／CS対応ならば、BS／CS放送を受信することができる。

建物によるテレビの電波障害解消の目的などで設置される場合がある。

トイレや浴室の上部などを利用して造られたスペースの事。単身向けタイプに多く見られ、収納スペースとして活用できる。
ロフトを設置すると天井が高い為、部屋が広く見える利点がある。

家の玄関部分や部屋の壁面に設けられたくぼみ、または壁面の一部分を後退させて作った空間の事。
マンション等で共用廊下から、各住戸の玄関ドアを一段奥に後退させ、アルコーブを造る場合がある。
その目的として、「ドアを開けた際、廊下の通行を妨げない」「プライバシーを守る」「高級感を出す」などの理由がある。
ちなみに、日本家屋にある“床の間”もアルコーブの一種。

収納スペースの事。
内部にはハンガーを掛ける為のパイプ等が取り付けられ、主に衣類の収納スペースとして利用される。

木質の床材の事。最近ではインテリア性の高さから定着しつつある。木材の種類や貼り方にはさまざまなバリエーションがある。

弾力性のある床材の上に、塩化ビニールを張ったものの事。
水気に強く、中性洗剤などで手軽に手入れすることが可能な上に低価格なので、賃貸住宅ではよく使用される。水気に強い為、台所や洗面所、トイレなどの水回り等に使用されることが多い。
またデザインも豊富で、フローリング調のものもある。

主に、キッチンなどの床下のスペースを活用した収納庫の事。アパート・マンション等では、住居の最下階に設けられることが多い。

トイレ本体の便座に、装備されている洗浄機能の事。最近は新築物件中心に、標準装備になっている場合も多い。

ハンドシャワーが付き、髪を洗うことができる洗面化粧台の事。
髪が洗いやすいように、通常の洗面ボウルよりも、大きめに設計されている。

浴室とトイレが一体となったものと思われがちだが、本来は浴室内の壁・床・天井・浴槽があらかじめセットさせている一体型浴室の事。
したがって、浴室とトイレが別になっていても、「ユニットバス」と呼ぶ場合もある。

呼び名でサイズが分る。
例えば1216（イチニイイチロク）＝1200×1600サイズのユニット
1317（イチサンイチナナ）＝1300×1700サイズのユニット
ファミリーでは、最低でも「1216サイズ」は確保したい。

浴室内で洗濯物を乾かす機能の事。暖房効果もあり、冬も温かく入浴することができる。
乾燥機能もあるため、カビなども発生しにくい。

洗濯機を置く為の、防水を目的とした受皿の事。洗濯機からの排水及び、あふれた水、泡等を有効に排水する。
物件によっては、ついていない場合もあるので、排水漏れ等に注意が必要。

台所のコンロ・流し台・調理台が一体化し、レンジフード等で統一的に組み合わせた、厨房設備の事。
機能的であり、高級感がある。

前面がカウンターになっていて、リビングルームに対面しているキッチンの事。
閉鎖的になりがちなキッチン空間に広がりが出るばかりではなく、リビングルームで遊ぶ子供に気を配りながら、家事ができるなどの利点がある。

火を使わず、電力で電磁誘導により調理器具を発熱させる調理機器の事。
フラットでお手入れがしやすいのが特徴です。火を使わないので、火の消し忘れなどによる火災のリスクを減らすことができますが、アルミ鍋や土鍋などIHに対応していない物もあるので注意が必要です。

お風呂のお湯が冷めた時、もう一度火を焚いてお湯を沸かす機能の事。最近のものは設定温度での保温や、自動でお湯を張る機能も付いている。
家族が多い場合は重宝し、経済的でもある。

湯沸器の一つ。自然の通風力によって燃焼用空気をバランストップから取り入れて、燃焼後の排ガスをバランストップから直接外気に廃棄する機構を持つ。
浴室の中に設置する為、浴槽が狭くなる。

台所・洗面所・お風呂でお湯が使用できる給湯器の事。
三点給湯でない場合は、台所は湯沸器、お風呂はバランス釜が設置され、洗面所ではお湯が使えない場合が多い。

1. 1.貯湯式湯沸器＝一定の量の湯を備えて加熱しておき、必要に応じて取り出す。一度にたくさんのお湯が使える。
2. 2.瞬間湯沸器＝水温＋25℃に温度を高めた湯にする能力が、1分間に1リットルなら1号と表す。10号の湯沸器は1分間に10リットルの能力がある。