知っ得!住宅用語

部屋を探す時に、情報誌を見て「この用語はどういう意味なんだろう?」と疑問に思ったことありませんか?
知って得する、住宅まわりの基礎用語をご紹介します。

  • 構造・間取りの説明
  • 設備用語集

構造説明と特性

構造

木造

骨組みを木材で構成する建物の総称。木造建築の場合、通常の軸組工法(在来工法)では2階までしか建てられないが、枠組み工法(ツー・バイーフォー)であれば、3階建ても可能。

鉄骨造

S造ともいう。鋼鉄でつくられた鉄骨部材を組み立てて構成される工法。鉄筋コンクリート造に比べて建物を軽くつくることができる。
板鋼・形鋼・棒鋼等で柱・はり等をつくる高架構式で、リベット・ボルト・溶接で組み立てる。
軽量鉄骨(厚さ4ミリ以下の鋼材を使用、LGS造と呼ぶ場合がある)と、重量鉄骨とがある。
物件によっては外壁に使用するALC板を、上下階の間に入れ遮音性を高めている場合もある。

鉄筋コンクリート造

RC造ともいう。棒状の鋼材で補強したコンクリートで構造部をつくる工法。コンクリートと鉄の弱点を補い合ったもので、耐震性に優れる。
型枠にコンクリートを流し込み、基礎・柱・はり・壁・床・屋根等の主要な構造部分を鉄筋で補強したコンクリートで構成する構造。

鉄骨鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造に鉄骨を併用した一体式。主に高層マンション等に使用される。

構造別の特性

木造 鉄骨造
(S造)
鉄筋コンクリート造
(RC造)
耐震性
耐火性
防水性
遮音性
通気性 ×

特性は構造の種類だけではなく、その建築工程の内容によっても異なります。

あくまでも参考資料として、ご活用下さい。

間取り説明

間取りのアルファベットの意味
L リビング(居間)の事。

一般的に8帖以上の広さをいう。

D ダイニング(食卓)の事。

一般的に6帖以上の広さをいう。

K キッチン(台所)の事。
S サービスルーム(納戸)
EV エレベーター
PS パイプスペース

畳のサイズ

畳一枚のサイズは一般的に、0.9×1.8サイズと言われています。
ですが、畳のサイズには、「江戸間」「京間」「団地サイズ」とあり、それぞれ畳一枚のサイズが違います。

  • 京 間=191cm×95.5cm
  • 江戸間=176cm×88cm
  • 団 地=170cm×85cm

畳のサイズの違いによって、押し入れなどの収納スペースも変わってきますので、部屋探しの際はご注意を。

  • 間取りの数字は部屋数を表し、アルファベットは上図のような意味があります。
  • 例えば、2LDKならば、2つの部屋と、リビングダイニングとキッチンがある、という意味です。
  • LDKは、一般的に10帖以上の広さです。
  • 結構知られていないのが、「S(サービスルーム)」の存在。これは建築基準法上、居室と数えられない部屋のことです。主に収納スペースとして、活用されます。

ガスの種類

都市ガス

地下に埋めたガス導管と呼ばれるパイプを使って工場から運ばれてきます。都市ガスは空気より軽いので、火災警報機は天井や、その近くについています。
メリットとして、ガス料金が安いことが上げられます。

プロパンガス

ガスを詰めたボンベで届けられます。空気より重い性質があるため、火災警報機は床近くについています。また、プロパンガスは、同じ体積で都市ガスの2倍以上の熱を出すことができます。
メリットとして、地震などの災害時の復旧が早いことがあげられます。

ガスコンロ

ガスの種類によってガスコンロも違いますので、ご確認の上購入して下さい。間違ったガス器具を使用すると、不完全燃焼を起こし、有毒な一酸化炭素が発生して一酸化炭素中毒の原因になります。
ガスの種類は地域によって異なりますので、引越しの際は、ガスの種類とお手持ちのガス器具が合っているか確かめましょう。

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