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ひとり暮らしで病気になってしまったら? いざというときの備えと対処法

寒くなってくると、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの病気が心配です。ひとり暮らしで病気になると、ちょっとした風邪でも不安になるもの。病気のための備えと、かかってしまったときの対処法を紹介します。

TORWAISTUDIO/shutterstock.com

ひとり暮らしに備えておきたい薬とは?

まず質問です。あなたは救急箱を用意していますか。箱でなくてもいいです。いざというときの病気や怪我に必要な薬や道具を揃えているでしょうか?

ひとり暮らしの場合、「熱っぽいかも…」「包丁で手を切った!」と叫んでも、誰も何もしてくれません。自分で用意をしていなければ、そのしんどい状態でドラッグストアまで走らなければならないかもしれません。風邪や腹痛、切り傷、打ち身などの比較的よくある病気や怪我にはすぐに対応できるように、次のような薬や道具、食品を備えておきましょう。災害時にも役立ちます。

◇体温計
◇総合感冒薬(風邪薬)
◇解熱・鎮痛剤
◇胃腸薬
◇虫刺され薬
◇湿布薬
◇絆創膏
◇包帯/ガーゼ/テープ
◇マスク
◇スポーツ飲料・ゼリー飲料など…

BillionPhotos/shutterstock.com

体調がおかしい…こんなとき、どうしたらいい?

「最初はただの風邪だと思ったけど、だんだんと具合が悪くなっていく。もしかして、このまま死んじゃうのかな。ひとり暮らしだから誰にも気づいてもらえないかも…」なんて想像をしたことある人、多いのではないでしょうか。熱や腹痛など体調が悪いと、このまま様子をみていいのか、病院へ行くべきなのか、はたまた救急車を呼んだ方がいいのか、冷静な判断が難しいことがあります。

そんなときに便利なのが、消防庁が提供する全国版救急受診アプリ・Q助です。スマートフォン用アプリとWeb版があり、それぞれ症状を選んでいくと、「今すぐ救急車を呼びましょう」「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「ひき続き、注意して様子をみてください」など、必要な対応が表示されます。

また、電話相談できる救急相談窓口が各自治体で設けられています。一部地域では「#7119」に電話をかけると、24時間対応の救急相談センターにつながります。お住まいの地域の救急相談窓口の電話番号は事前に調べておき、救急箱に控えておくといいかもしれません。

ponsulak/shutterstock.com

救急車って、どうやって呼んだらいいの?

救急車を呼ぶには「119」番というのは誰でも知っていること。でも、いざ自分がその番号にかけるとなると、そもそも体調が悪くて頭が働かない上に「何を伝えたらいいの?答えたらいいの?」と焦ってしまうものです。

電話がつながると、まず「消防ですか?救急ですか?」と聞かれます。答えは「救急」です。そのあとは症状、住所や名前、電話番号などを聞かれた順番に答えていきましょう。

ちなみに、外出先などで救急車を呼ぶ場合、今いる場所の住所がわからなくても、スマートフォンでかければ、GPSでおおよその場所を特定してもらえます。ただ、正確な場所はわからないことも多いのでので、周囲の目印になる建物や表札などを伝えると安心です。

KPG_Payless/shutterstock.com

日頃の行いがあなたの生死を分けるかも!?

これまで遅刻や無断欠勤など一度もない同僚が、ある日連絡もなく、職場に姿を現さなかったら、あなたはどう思いますか?「大丈夫かな?具合でも悪いのかな?」と心配になると思います。電話やメールをしても返信がなかったら、「ちょっと家まで見に行ってみようか」という気持ちにもなるかもしれません。実際、連絡がないことを不審に思った同僚が自宅を訪ね、倒れているところを発見し一命を取り留めた、という話を聞いたことがあります。

一方で、普段から遅刻や欠勤の多い人なら、「またいつものことか」と思われて、連絡すらしてもらえないかもしれません。さすがにそのまま数日連絡がなければ、「何かあったのかも?」と思われるかもしれませんが、そのときにはすでに手遅れなんていうことも。自宅に一人でいるときに具合が悪くなり倒れてしまう、というのはごくまれなことかもしれませんが、病気だけでなく、災害や事故などでも同様のことがいえます。

自由気ままなひとり暮らしが続くと、時間やルールにルーズになることもあるかもしれません。そのためだけに無理に人とのつながりを持つ必要はありませんが、普段から時間や約束を守るという行動の積み重ねが、いざというときの自分の身を守ることにつながる場合があることを覚えておきましょう。

KPG_Payless/shutterstock.com

病気や怪我がいつ起こるのかは予測ができません。今は健康かもしれませんが、いざ体調を崩したときに何も備えがないと本当に不安で心細いものです。元気なときにこそ、自分の身を守るための準備をしておきましょう。

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