次の手順で壁紙を貼っていきましょう。
①壁紙を貼りたい場所の汚れやほこりを取り除いておきます。
②「フレスコのり」は粉状なので、水に溶いて使います。
説明書をよく読んで、必要な分量を水に溶いておきます。ダマになりやすいので、施工する前の晩に溶いて一晩寝かせておくのがおすすめ。泡立て器などでよく溶かしておきましょう。
③壁にローラー刷毛で「フレスコのり」をたっぷり塗りつけます。
④壁の角の方は刷毛を使います。
⑤壁の端から一枚目を貼ります。この時、上下(天井側と床側)に5cmずつ余分を作っておきます。(この余分は後程カッターでカットします。)
⑥タオル(またはスキージー)で空気を抜くように壁紙を撫でつけます。
この時、ずれてもあわてないでください。「フレスコのり」は乾くのに時間がかかるので、
両手でしっかりと抑えながらググッとずらすと、位置を調節することができるのです。
すぐであれば、貼り直しも可能です。
⑦位置が決まったら、上下の余分5cmをカットします。定規を当てて、カッターをスーッと滑らせましょう。
⑧1枚目が貼れたら、隣に2枚目を貼っていきます。柄合わせが必要な壁紙は、貼る前に確認してあらかじめはさみでカットしておきましょう。
⑨最後まで貼れたら、壁や床に残った糊を綺麗にふき取り、完成です。
一見大変そうに見える壁紙貼りですが、「フレスコのり」を使うと、ズラしたり微調整したりすることが可能なので、思ったよりも簡単にできます。
我が家ではリビングの壁一面だけに壁紙を貼りました。テレビ後ろには板壁風のもの。パソコン後ろには本棚のだまし絵風の壁紙を貼り、「なんちゃって書斎コーナー」にしています。遊び心を感じる輸入壁紙を2種類使って、個性的に仕上げました。
今回は「フレスコのり」を使った壁紙チェンジの方法をご紹介しましたが、他にも両面テープとマスキングテープを併用する方法、テープタイプののりを使う方法、ホチキスで固定する方法などがあります。