たくさんの種類が出ているので複数の色や柄を組み合わせて貼る楽しさや、和紙なので手で簡単にちぎれるという手軽さもあり、ラッピングやコラージュ、雑貨のデコレーションなどに盛んに使われているようです。
もちろん、インテリアにも大活躍。ポストカードやラベルシール、ポスターなどを壁に貼る際に役立ちます。なるべく画鋲跡をつけたくない賃貸物件にうってつけの壁デコアイテムなのです。
粘着力の弱いマスキングテープですが、紙以外でも軽量のものなら留めることができます。
ところでこのマスキングテープ、「インテリア用」があるのをご存知ですか?
マスキングテープの「貼って剥がせる」という最大の特徴を生かし、賃貸物件の壁などに気軽に貼って、壁紙感覚で楽しんじゃおう!というわけです。
インテリア用マスキングテープは幅広に作られており、壁などの広い面をあっという間にデコれちゃうのが、文房具テープとの大きな違い。
こちらは我が家のキッチンカウンター下です。2種類のインテリアマスキングテープを貼りました。
下の白い壁紙もあえてのぞかせてマスキングテープの模様にアクセントをプラスしています。
こちらはリビングのインターフォン周りに貼ったものです。
どうしても生活感が出てしまうインターフォン周り。木材などを使って扉付きの箱を作り、インターフォンをすっぽり隠してしまうインテリア上級者さんもいますが、このマスキングテープを使った方法なら、ほんの数分でカモフラージュ完了です。
床近くに貼れば、傷や汚れ防止にもなります。
こちらは洗面所にある作り付けの収納庫です。タイル柄を貼れば、シンプルな収納庫も明るく爽やかな印象に。
Before
After
お洒落なフレーム柄のマスキングテープもあります。
お気に入りの写真を、壁に作ったマスキングテープのフレームの中に貼れば、複数の写真をすっきり飾ることができます。
5円玉に糸を結び付けて壁に仮止めし、それをガイドにマスキングテープをまっすぐ縦に貼ると、床に対して垂直に貼ることができます。
写真の周りにぐるりと貼ります。
横に貼ったマスキングテープと交わる角は、カッターで45度にカットすると、フレームの柄がぴたりと合います。
他のフレーム柄マスキングテープや紫陽花のドライフラワーと組み合わせて飾れば、ちょっとした壁ギャラリーのできあがりです。
カラーボックスやワイン木箱に貼ってリメイクを楽しむのもおすすめです。
こちらはキッチンカウンター上で収納棚として使っているワイン木箱です。
トップの板の上にタイル柄を貼りました。
無塗装なので板のささくれがありお掃除がしづらかったのですが、マスキングテープを貼ることにより、モップをなでるだけでほこり取りがスムーズにできるようになりました。
今回ご紹介したインテリア用マスキングテープはこちらでご覧いただけます
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ニトムズdecolfa
粘着力が弱いマスキングテープとはいえ、原状回復の際は、ゆっくり丁寧に剥がしましょう。経年劣化した壁紙などの上に貼ると、剥がす時に壁紙を損傷する恐れもあります。
またランプシェードなど、熱を帯びる場所に貼るのは危険ですので避けてください。
いかがでしたか?
インテリア用マスキングテープは短時間で簡単にお部屋のイメチェンができ、貼り直しも可能なので、一人でも気軽にトライできるのが魅力。様々な種類が販売されていますので、お部屋のイメージに合うものを探して、ぜひ楽しく壁デコしてみてくださいね!