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賃貸住宅に隕石が墜落! 隕石の“所有権”は誰のもの!!!?

隕石が落ちてくる可能性はそんなに低くないようです。万が一、隕石が降ってきた場合、その所有権は誰のものなのか? そして、どのような対応が考えられるのか? その素朴な疑問を考えてみました。

隕石墜落って本当にありえるの?

そういえば! 愛知県で隕石が民家の屋根を直撃したというニュースを見ました。隕石が落ちるなんてこともあるんですね……。びっくりです。

アメリカのテュレーン大学のネルソン教授が行なった計算では、人が隕石等の局地的な衝突で死亡する確率は160万分の1。ちなみに、宝くじを1枚購入して1等が当選する確率は、約1,000万分の1とのこと。宝くじ当選よりも確率が高く、1年間に何千個もの隕石が地球に落ちてきている事実を踏まえると、要注意です!

思ったより多いような……。

そう考えると、160万分の1くらいなら当たる気がしなくもないですよね。

隕石の所有権は誰の手に?

1954年、アメリカ合衆国で、自宅で昼寝中の女性に隕石が当たったのが人類初の「隕石によるケガ」の記録とされています。ちなみにこの隕石、所有権争いで裁判になったのはご存知でしょうか?

隕石が取り合いに!?

隕石の価値は希少性で決まるので全てが高額になるとは限らないのですが、最近でもアメリカ合衆国のとある民家のドアストッパーに使っていた隕石に約1,100万円もの値が付いたという話がありますしね……。

危険と隣り合わせではありますが、一攫千金の匂いがしてきましたね! 賃貸住宅に隕石が落ちたら誰の物になりますか?

基本的な考え方としては、隕石が誰のものになるのかは、落下地点の国内法の規定に従うことになります。民法第民法第239条第1項に「所有者のない動産は、所有の意思をもって占有することによって、その所有権を取得する」とあるので、その時点で所有者がいない落下してきた隕石なら「自分の物にしようと決めて拾った人」が所有者になれます。ただ土地建物にめり込んでしまった場合、同242条「不動産の所有者は、その不動産に従として付合した物の所有権を取得する」により、オーナー様の所有物になると言えます。

つまり、めり込まないことを祈って、それを拾う。これが一番良さそうですかね。

危険なのでそもそも落ちてこないことを願うのが良いのではないでしょうか(笑)。

隕石が落ちてきたら、真っ先に管理会社に連絡を!

とはいえ、実際当事者になったら建物の修理を先決しますね。

火災保険で、建物の外部からの物体の落下・飛来・衝突・接触・倒壊による損害が補償される契約をしていれば、隕石によるダメージもカバーされます。

おー。当たる確率的には火災保険もちゃんと確認しておきたいですね。

そうですね。いざという時のために、HMSYSTEM24(ハウスメイトシステム24)も知っておいてくださいね!

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