今回は、歴史深い小田原に佇む「プラージュ古清水」を紹介したい。
小田原といえばすぐに思いつくのは、やはり「難攻不落の城」といわれた小田原城だろう。
江戸時代に関八州を統一した後北条氏の本拠地としても広く知られている。また、小田原は神奈川県の中でも最大規模の宿場町、小田原宿のある城下町でもあった。
江戸(日本橋を起点)から、「五街道」の一つである「東海道」を西へ向かい第9番目の宿場町である小田原宿は、当時の旅人が箱根越えに備えて、また、参勤交代で往来する大名行列が休泊し、東海道屈指の宿場として栄え、最盛期には約100以上もの旅籠屋が軒を連ねたと言われています。
本物件は、「東海道」から80m程入った「旧東海道」沿いに、まるで歴史を見守るように佇んでいる。
今回は、物件の紹介は勿論だが、周辺の魅力もお伝えしたい。
本物件から小田原城の正規登城ルートとなる「馬出門」までは7分ほどの距離であるため、散歩がてらに小田原城に登城するのもよいだろう。
物件から徒歩1分程の位置には「小田原宿なりわい交流館」があり、ちょうちん作成体験など様々なイベントが行われている。この建物は商家の造りである「出桁(だしげた)造り」という建築方法が用いられ、旅籠屋の雰囲気を感じることができる。また、斜向いの交差点の角には高札場跡があり、ひとたび物件を出ると歴史を肌で感じることができるので是非とも散策していただきたい。
(写真正面奥の背の高い建物が本物件、右端の建物は「小田原宿なりわい交流館」)
間取りはオーソドックスだが、窓の形状が独特で特徴的だ。高所が苦手な筆者には慣れが必要だが、この解放感は良い。また、内装は白を基調とし、全体的に明るいイメージだ。
本物件の周りには高い建物が少なく、良く晴れた日には、屋上から大島が望める。
1Kタイプ・2Kタイプ
本物件の敷地内は、入居者だけでなく、その家族や来客の方にも移動しやすいゆとりと解放感のある空間をとなっており、1Fには「デイサービス古清水」、2Fには「小田原宿 旧本陣古清水旅館資料館」、4F~9Fには「コミュニティースペース」として開放されたラウンジが配されるなど、こだわりの設計となっている。
エントランスから住戸までは、もちろんバリアフリーだ。また、本物件施設内にて行われる数々のイベントでは他の入居者との交流もでき、人とつながる暮らしを送ることができる点は見逃せない。
各写真は本物件で行われたイベントで、屋上にハワイアンバンドを招いた「花火鑑賞会」や「クリスマス演奏会」の様子。
写真は、物件周辺の「小田原宿 清水金左ヱ門本陣跡」や「明治天皇宮ノ前行在所跡」、「小田原城」やその周辺の「小田原新城下町」で、見どころも非常に多いこともポイント。
マップを見ていただけれ分かる通り本物件の周辺は、歴史を直接感じることができる建物や跡地も多く、歴史好きにはたまらない環境といえそうだ。
ここでおすすめの散歩コースを提案したい。
先ずは小田原城の「馬出門」をめざして歩き、本丸を目指す。そして、本丸から同門を再びくぐり江戸口見附跡まで、京から江戸への旅人や参勤交代の大名行列に思いを馳せながら東海道を北上するのはどうだろうか。
見慣れた街並みもまた違った情景となるのではないだろうか。