せっかく素敵な部屋になっても、家事や生活をする上で暮らしにくくては意味がありません。毎日自分が部屋の中で、どんなふうに動いているのかをイメージしながらレイアウトすることが大切です。
例えば、掃除をするのに、部屋の真ん中にあるソファが邪魔で、その向こうまで掃除機をかけるのが面倒になってしまう、なんてことはないでしょうか。この場合、掃除機をかける途中で、ソファの向こう側までその掃除機を運ぶという別の動作を挟まなくてはならず、生活動線を断たれます。また、必要なものがしまっている引き出しの前に別の家具があって、すぐにものが取り出せず、わざわざ家具を動かすというのも、よくない例のひとつです。
部屋の中に家具や家電が収まりきればいいというだけでなく、暮らしやすいことも部屋作りの大事なポイント。家事がうまく進まなかったり、いつの間にか部屋が散らかってしまったりする場合は、家具や家電の配置のせいで不都合が起こっている可能性もあります。ぜひ見直してみましょう。
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「部屋が狭いから…」とインテリアを楽しむことを諦めている人もいるかもしれませんが、ちょっとした工夫で部屋を広く見せたり、より暮らしやすくすることが可能です。すでに家具や家電が揃ってしまっているなら、自分で色を塗り替えるといったDIYもおすすめ。自分らしい部屋作りをぜひ楽しんでくださいね。