「浦和」駅単体での1日平均乗車人数は9万人ほど(2016年度)ですが、「浦和」駅2キロ圏内にはJR「北浦和」「南浦和」「武蔵浦和」駅という乗車人数5万人ほどの駅が3つあり、この3駅周辺までを含めた旧浦和市域(現さいたま市浦和区、南区、緑区、桜区)が、大きく「浦和」エリア・「浦和」地区とされています。
駅周辺は、江戸時代における中山道の宿場町「浦和宿」でもあり、また調(つきのみや)神社、玉蔵院の門前町として古くから栄えていました。
埼玉県庁舎、市役所を中心とした行政機関、裁判所、主要政党の埼玉県支部、NHKさいたま放送局や日本経済新聞社など、マスコミ各社の支局が浦和駅徒歩圏に集中していることからも、「埼玉県」「さいたま市」の中枢としての役割を担っているエリアといえるでしょう。
西口には、伊勢丹支店中1番の売上高を誇る「伊勢丹浦和店」、複合商業施設「浦和コルソ」があります。また東口にはパルコ全店舗中3位の「浦和パルコ」、駅ビル「アトレ浦和」など、大型商業施設が駅周辺に集中しています。
日常的な買い物、食品等など、これら駅周辺の施設で購入できないものはないというくらい充実しています。
2015年11月に開業した「アトレ浦和」は駅直結、「ザ・ガーデン自由が丘」や「成城石井」など食料品店が充実していて、野菜、鮮魚などの豊富さに定評があります。
西口「伊勢丹浦和店」地下一階の食品フロアには、品質の高い生鮮品のほか、パン、フーズギフトまで揃っています。連結している「浦和コルソ」地下一階も総合食品フロアとなっており、こちらには庶民的なスーパー「富士ガーデン」が、一階には人気の輸入食品店「カルディ」があります。また、西口駅近くには「イトーヨーカドー浦和店」もあり、身近な存在として賑わっています。
東口「浦和パルコ」地下一階には、食品スーパーマーケット「ヤオコー」、オーガニック・自然食品の「こだわりや」など17店舗が、食品、スイーツ、生活雑貨を揃えており、毎日の食卓からハレの日まで、暮らしをバックアップしてくれます。