例えば、友達が遊びに来ておしゃべりが弾みすぎてしまったり、夜遅くに洗濯機を回していたなど、騒音問題は決して人ごとではなく、自分が「うるさい」と注意されてしまう可能性もあります。思い当たることがあれば、すぐに改善するようにしましょう。
足音やドアの開け閉めといった生活音は、遮音性のあるカーペットやカーテンを使ったり、隣室と接している壁に本棚やクローゼットなどの大きめの家具を置くことで、伝わりを和らげることが可能です。また、テレビやステレオ、洗濯機といった家電が壁に接していると、音や振動が壁から伝わって騒音になることも。壁にはくっつけず、少し離して設置しましょう。
自分が騒音の加害者になってしまったとき、「お詫びに行った方がいいの?」と悩むかもしれません。大家さんや管理会社からの注意であれば、苦情を言ったのは誰かは聞いても教えてもらえないことが多いので、できる範囲の対策をすることを第一に。どうしてもきちんとお詫びをしたいのであれば、大家さん・管理会社を通じて、こちらの気持ちを伝えてもらうのがいいでしょう。
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騒音をはじめとしたご近所トラブルは、「絶対こうすれば大丈夫!」という解決法がないのが難しいところ。ただ、そこに住んでいるのは自分だけではないことを忘れずに、お互いが快適に過ごせるよう行動していきましょう。