国分寺駅から徒歩5分、大きな通りに面して街を見守るように佇む、2階建てのお店。それが「胡桃堂喫茶店」です。
1930~40年代を中心とするアンティーク家具が整然と並び、暖色系の照明が落ち着いた気分にさせる店内。長年受け継がれてきた家具は壊れることもありますが、一つひとつ手入れしながら使っているのだそう。「いいものは素材がしっかりしているので、ちゃんと補修すれば結果的に長く使うことができるんですよ」と店長の吉間久雄さん。
壁に貼られた手漉きの和紙やすりガラスが、空間に優しさを添えています。夜の時間帯には、すりガラスに外からの光が幻想的に映り、まるで絵画のような美しい光景が楽しめるのだとか。
店内には「50年、100年と読み継がれてほしい本」というテーマで選ばれた本が1,000冊ほど用意されていて、自由に読むことができます。本を片手にゆったりとお茶を楽しむ人も多いそう。