横浜市の最東端に位置する鶴見区、京浜工業地帯が有名なため、工業の街のイメージが強いかもしれないが、東部は鶴見川沿い低地、西部は丘陵地、臨海部は広大な埋め立て地とバリエーションに富んでいる。
鶴見区の各地では、歴史あるお祭り行事が残っていたり、豊富な自然、都心や横浜中心部へのアクセスの良さなど、バランスの良さが魅力的な街である。
そんな街に佇む「ガレージア鶴見」を街の魅力と共にお伝えしたい。
今回紹介する物件は、3駅の利用が可能で、中でもメジャーな「JR鶴見駅」周辺を中心に街の様子をお伝えしたい。
物件の最寄りの出口は西口となるが、先ずは東口から紹介しよう。
東口を出るとすぐ目の前にバスターミナル、その奥には京急線の「京急鶴見駅」がある。
駅周辺には飲食店やカフェなど立ち並ぶが、筆者のおすすめは「京急鶴見駅」の東口を出て右へ少し歩いた場所にあるパン屋のコーヒーあんぱんだ。
コーヒーとあんの絶妙なマッチが楽しめ、コーヒー好き、あんぱん好きにはたまらない一品なので是非食べていただきたい。
実はこの京急鶴見駅の東口目の前の道は旧東海道で、江戸時代に整備された五街道の一つだ。このため、所々に街道であった名残りを感じらる。また、歴史の流れを感じさせる場所もあるため、ゆっくり歩きながらの散策をおすすめしたい。
バスターミナルとその奥に見える「京急鶴見駅」、同駅東口の商店街(旧東海道)
さらに旧東海道を南下してくとJR鶴見線の「国道駅」に着く。同駅の国道15線側の壁には、戦時下の空襲でP-51戦闘機から受けた機銃掃射の弾痕が生々しく残っており、時折それ目当ての観光客も見かける。
「鶴見駅」東口側は、江戸時代から戦時下、そして現代へと歴史の流れを感じられる、そんな場所だ。
「国道駅」入口側の柱(中央の白い柱)にある凹みは弾痕、また、ネットで覆われた外壁の穴も機銃掃射の痕だ。戦争の傷跡は、変わりゆく街を見守りながら何を想うのだろうか。
「国道駅」から更に東側、鶴見川を渡った先には、戦前に京浜工業地帯の工場で働くため多くの沖縄出身者が移住してきことから、エイサーなどの伝統芸能の催しや沖縄物産店や飲食店などが点在している。また、一部の地域は「沖縄タウン」と呼ばれており、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台地にもなった。
横浜市鶴見区のホームページでは、「沖縄タウン鶴見マップ」が配布されているので、休日はマップ片手に楽しむのも良いだろう。
中通3丁目付近にある沖縄物産店
次に物件のある西口を紹介しよう。
「鶴見駅」西口にもショッピングモールやバスターミナルがあるのだが、東口とは全く印象が異なる。
こちら側は有名なお寺や自然が豊富なエリアとなっている。なかでも駅から徒歩7分の位置にある總持寺は、仏像、重要文化財の古文書などを収蔵しており、多くの観光客が訪れている。また、昭和のスタープロレスラーのお墓と銅像があることでも有名だ。
「鶴見駅」西口前のショッピングモールと總持寺
物件から徒歩20分程のところには広大な「三ツ池公園」があり、テニスや野球、プールなども楽しめことから老若男女問わず市民の憩いの場となっている。売店やキッチンカーなどもあるため休日にゆっくり過ごすには最適だ。
歩行者への配慮は必要だが、自転車の乗り入れも可能だ。
全4面の砂入人工芝コートと奥には野球場が見える。公園の名前の通り、池は三つに分かれておりそれぞれ特徴が異なるので是非違いを楽しんでいただきたい。
物件を出て東へ150m程ほど進むと鶴見川の堤防にでられるのだが、ここもなかなか心地の良い場所で、午前中の散歩は勿論のこと風呂上り後の夕涼みにも最適だ。
ちなみに写真にある橋を渡ると大きなショッピングモールの他、橋を渡って少し戻ると有名なスパがある。
実は今回の物件周辺には、徒歩数分の位置に3つの有名スパがある。広い休憩スペースと食事処の他、漫画喫茶並みの蔵書を誇るスパ、100度サウナとシングル(9℃)の水風呂であまたのサウナ好きを悶絶させるスパ、元プロレスラーの熱波士がいるスパと個性的なスパが揃っている。
筆者はサウナ好きのためどれも利用しているが、全ておすすめだ。
お伝えしてきたように見どころが満載の鶴見区、いよいよ本題である物件の紹介をしよう。
今回紹介するのは「ガレージア鶴見」、「JR鶴見駅」まで徒歩20分の立地だ。
外観は、ブルーのサイディングとバルコニーの白い縁取り、そして白いシャッターとなんとも美しく爽やかな配色。そこに木目調の玄関扉がアクセントとなっている。また、玄関横には宅配ボックスが設置されている点も嬉しいポイントだ。
美しいブルーのサイディングとあると便利な宅配ボックス。
玄関奥の扉はガレージ内への扉、居住スペースへの階段は明かり取りの窓が設けられている。
階段を上がった先でトイレとバスが左右に分かれている。
壁の1面だけ外壁と同じブルーのため、デザインに統一感がうまれている。キッチンはIHコンロ2口のため、少し凝った料理も対応可能だ。
ロフトスペースは比較的広めの作りとなっているので使い勝手は良い。
写真画像で伝わるだろうか、天井が高く開放感のある居室となっている。TVモニタホンの横にはセキュリティシステムのコントロールパネルが設置されており、希少車のオーナーであればより安心だ。
ガレージのシャッターを開けると、白を基調とした壁に2色で色分けされた床、そしてここも木材がアクセントとなり、明るく質の高い仕上がりとなっている。
ガレージの奥には、工具やジャッキ、冬用タイヤ置き場として利用可能なスペースの他、作業道具や掃除用品などの洗浄に便利なスロップシンクも設置されている。また、壁面には多くのコンセントが配され、200VのEV車用の電源も用意されている。
様々な作業ができそうなガレージ。数日かかるような大がかりな作業もシャッターを閉めれば、いちいち片付けることなく翌日に持ち越せる。
モダンな雰囲気のガレージと何かと便利なスロップシンク。
200VのEV車用電源とガレージ奥のスペース。奥のスペースに椅子を置いて、夜は愛車を眺めながらグラスをかたむける。そんな楽しみ方もガレージハウスならでは。
いかがであっただろうか。都心に住まいながら夢のガレージライフを楽しめる本物件、作業に疲れたら三ツ池公園への散歩やスパでリフレッシュ、夕食は沖縄料理で旅行気分を味わうなど、充実した休日が過ごせる予感がしないだろうか。
有料道路へのアクセスもしやすいため思う存分趣味を楽しめるだろう。
地図の右下の”マイナス”マークを2回程押下していただければ周辺の有料道路の位置関係がよく分かるだろう。物件右下方向の首都高速を利用すれば第三京浜や湾岸道路、東名高速にアクセスできるため、都心だけでなく様々な方面への移動も苦にならないだろう。